こんにちは！オルコネ運営事務局です。
本日は「リズム感について分かりやすく解説！」します。
「リズム感がいい！」という言葉を耳にしたことありませんか？このワード、楽器演奏をやっている人はもちろん、お笑い芸人やスポーツなど色んな職種でも聞く言葉ですよね。
「リズム感がいい！」という言葉の意味は、「タイミングがいい！」と言葉の意味と似ています。楽器演奏で言うとドラムなどの打楽器を始め、ピアノやギターなどで一定のテンポにのせてリズムを刻みながらプレイしますが、その音出しの【タイミング】【音の長さ】さらに細かくいえば【イントネーション】【アクセント】などによって「リズム感がいい！」か否かが決まってきます。
音出しのタイミング
音出しのタイミングはとても重要です。楽器によって音の出し方は異なりますが、【音を出す】というのは【音を鳴らす】と捉えると良いかと思います。例えばドラムのような打楽器を例に挙げると、脚や腕、指などで全身を動かすことによって音を鳴らします。「ここで音を鳴らす！」というタイミングで身体を動かし始めても実際に音が出るまでにタイムラグがあります。管楽器であれば「ここで音を鳴らす！」というタイミングで楽器に息を吹き込んでも実際に音が出るまでにタイムラグがあります。
楽器を良いタイミングで弾く、鳴らす、叩くにはその前から始動する必要があります。
音の長さ
特に人数の多いアンサンブルではとても重要です。音の長さは人によって微妙にバラバラです。短音であれば「タッ」なのか「ダァッ」なのか、ロングトーンであれば音を切る位置は何拍目のどこで切るのか、ここを揃えておかないと大人数でリズムを表現することはできません。
イントネーション・アクセントについて
イントネーションとは音楽では、「抑揚」という意味で用いられることがありますが、「ピッチ」という意味でも使われることがあります。
抑揚、すなわち歌い方という意味で、フレーズの歌い方ということになります。例えばビッグバンド等の見せ場の一つで演奏者全員で同じ音形のフレーズを演奏する場合などにこのイントネーションが大切になります。
もし、そのイントネーションがバラバラだとそれだけでリズムが悪く聞こえます。合唱団でいうならば、皆裏声で歌っているのに一人だけ地声で歌っているような感じです。もしくは言葉の文章で例えるなら「ありがとうございます！」という文章の最後を「上げるのか⤴︎」「下げるのか⤵︎」ということなどに似ています。皆で歌い方を揃えることでリズム良く聴こえます。
またアクセントもそうです。音のフレーズの中でどの音符を強く吹くのか、叩くのかこれを揃えることでもリズム良く聴こえます。またダイナミクス(音の強弱)にも繋がりますので、音の表現、つまりは表現力に繋がります。楽器を演奏する上で、そして他の楽器との演奏、バンド、ビッグバンど、吹奏楽、オーケストラなどリズム感を養うことはとても重要です。
ではリズム感を養うには
リズム感を養うための基本は、まず裏拍を感じるということです。例えば吹きたい、叩きたい音は図１のように四分音符だとします。
この音を感じながら演奏する時リズ感の良くない人は、この音符のまま四分音符だけを感じながら演奏をしようと試みます。しかし、音の長さというのは長くなればなるほど曖昧になりがちです。
そこで同じ四分音符を演奏するにも図２のように八分音符を感じながら四分音符を演奏します。これが裏拍を感じながら演奏するということです。実際は四分音符の音を演奏しています。演奏しながら全身のどこか(例えば足先、手、頭を揺らす等)で八分音符を感じて演奏することによって音を出す位置が前者と比べ、より正確な位置で出せるようになるのです。
本当にそうなのかな？！と疑問に思った方はぜひテンポ(メトロノーム)をゆっくり四分音符50〜60にして試してみてください。
まとめ
このようにリズム感が良い人は、歌においても楽器においてもスポーツなどにおいても実際に表現する音や動作をの裏に細かく感じながらその音を演奏しています。この感覚を身につけた上で、さらにグルーヴ(Groove)を表現できるようにもなります。ぜひリズ感を身につけてください♪
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