初心者向け音楽理論

必見!譜面の書き方・読み方を分かりやすく解説!/オンライン音楽教室「オルコネ」

こんにちは、オルコネ運営事務局です。

本日は「譜面の書き方・読み方を分かりやすく解説!」です。

楽器の演奏に慣れ、曲が弾けるようになったり叩けるようになると、他の楽器奏者と一緒に楽しくジャムセッションやライブなどをやってみたくなりますよね?!

その時に必要になってくるのが譜面です

この譜面ですが、一緒に演奏をしてもらう他の楽器の方が見やすいように制作することが最も大切なことになります。では、「分りやすい!」「見やすい!」譜面の書き方を解説していきます♪

譜面には種類がある?

まず譜面を書くにあたって、「どういった目的で書くのか?!」を考えることが大切です。例えばジャムセッション形式(皆で集まってジャズからラテン、ポップスなどを入れ替わりで演奏をすること)だとリードシート(C-Melo譜)と呼ばれる譜面が必要になります。また、この楽器にはこのフレーズやパターンを引いてもらいたいなど他楽器の方に指定があれば、「2段譜」と呼ばれるものや「スコア」と呼ばれるものが必要になります。

では一つずつ解説していきます。

リードシート

リードシート(C-Melo譜)と呼ばれる譜面は、主に1段譜が多いです。そして基本譜面に記載する事項としては、

◼︎メロディー

◼︎コードネーム

◼︎曲の進行の詳細

◼︎テンポ

◼︎曲の大まかなリズムの種類

となります。それでは実際に例を挙げてみていきましょう。

ChordNameの書き方

上記例題となります。

メロディーが音符で書いてある上にコードネームが書いてあります。この場合、メロディーに指定された楽器はこの音符を弾きます。またピアノやギターなどのコードが弾ける楽器は音符の上にあるコードネームを弾きます。(※コードネームに関しては別途解説します。)

そして、ベースに関してはこのコード進行に沿ったベースラインをリズムの種類などを加味した上で即興フレーズを作り演奏します。

2段譜

2段譜と呼ばれる譜面は、主に1段目がメロディー、2段目はある楽器に決まったフレーズやラインを引いて欲しい場合に使用すること多いです。その他の記載する基本情報としてはリードシート(1段譜)と同じです。

2段譜の書き方

上記例題になります。

例では2段目をエレキベースに指定したラインを弾いてもらうために使用してます。このようにメロディー以外で弾いて欲しいラインがあれば記載します。

スコア

スコア譜というのは基本全パートの楽器を書いた譜面になります。例えばビッグバンドやオーケストラなど大編成の時や場合によってはバンド編成の時にも使用します。ですので、10段譜や20段譜などになる婆もあります。このスコア譜を使用する用途は楽器同士のハーモニーがひと目で分かるので、もし音符の記載ミスやハーモニー上で問題があった場合、すぐにスコアで確認することができます。

パート譜

スコア譜と併用されることが多いパート譜。パート譜とは各楽器ごとに書かれている譜面です。例えばサックスやトランペット、トロンボーン、ピアノ、ベース、ドラム、ストリングスなど大編成の場合に使用されます。

考え方としては、スコア譜を各楽器ごとにバラバラにした譜面がパート譜といった感じです。見た目はリードシートと同じ1段譜になります。(ピアノなどの鍵盤楽器の場合は左右両手があるため2段譜の場合があります。)

読みやすい譜面の書き方

4/4拍子の場合、下記のように2分音符ずつに分かれているととても見やすい譜面になります。

また、基本リードシートやパート譜などは4小節区切りで書いてあると分かりやすいです。(曲の構成上6小節などになる場合もあります。)

音符から伸びている棒(符幹[ふかん])の部分、基本は『シ(B)』より高い音程は下に伸ばします。ただし、音符を繋げている場合は、その他の音符とのバランスを見て棒を下にするか上にするか判断します。

読みやすい譜面の書き方1

また上記のようにコードネームもはっきり書いてあるととても読みやすいです♪

拍子と曲のテンポ(速さ)

読みやすい譜面の書き方2

曲タイトルの左横に、曲のテンポ(速さ)や大まかな曲のジャンル(BossaNova,Samba,8ビート等)が書いてあると曲のイメージがより伝わりやすいです。

反復記号など

リピート(ビス)

楽譜リピートの書き方

2本線に点々を付けた記号になります。この記号はがある場合はこの小節間を繰り返すという意味になります。

カッコ

楽譜1カッコの書き方

カッコには上記のように「1カッコ」や「2カッコ」と書くことが多いです。

ダルセーニョ

楽譜Toダルセーニョ

譜面上に↑この記号がある場合は、下記の記号がある箇所に戻ります。

楽譜ダルセーニョ

ダ・カーポ

楽譜DaCapo

この記号がある場合は、譜面の最初に戻ります。

コーダ

楽譜ToCoda

譜面上に↑この記号がある場合は、下記の記号がある箇所に移動します。

楽譜Coda

まとめ

いかがでしたでしょうか?!

譜面の書き方一つで、一緒に演奏するミュージシャンへの情報の伝わり方もかなり変わってきます。是非「読みやすく」「分かりやすく」を念頭において譜面作成にトライしてみてくださいね♪

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